2019.03.12

内断熱セルロースファイバー

❝坂出Nさま邸❞

先日、家の中の断熱施工がはじまりました。

高温多湿な日本の風土に適した断熱材セルロースファイバーは、調湿・防虫・断熱・防音・耐火の5つの特徴があります。

家を傷める原因は湿気と白蟻ですが、特に見えない壁の中の結露は家を短命にします。

昔は土壁・塗り壁・障子・畳・木などが調湿することによって家を守ってきました。

まさに「呼吸する家」だから、昔の家ほど長持ちする家が多いのです。

戦後の工業製品で作られた家は、アメリカやヨーロッパの家と比べると、半分以下しかもちません。

そして、工業製品が使われた断熱材は湿気をコントロールするのが難しい。

施工不備があると壁内結露をして家を傷める原因になったりもします。

樹工舎では大工さんが施工するのではなく、専門の断熱施工業者さんにしてもらいます。

(アメリカでは一番メジャーな断熱材で、アニメおさるのジョージのジョージがセルロースファイバーを施工していました(笑)

いつも丁寧、抜群の安定感で感謝です。

樹工舎が使用しているアメリカのインサイドPC社のセルロースファイバーは、リサイクル新聞紙で作られており

インクも大豆インクを使っていたりと自然素材なのが嬉しいですね。

そして木と接する断熱材は、木からできた断熱材の方が木に負担をかけずにやさしい。

結果、家自体がもろくなりにくいのです。

あとは、セルロースファイバーの中でもインサイドPC社のみの特徴である、高い防虫効果。

特殊なホウ素が23%含まれ、ゴキブリや白蟻、ダニカビにも同様の効果があります。

多くの虫の駆除に効果的ですが、毒性は食卓塩の6倍も安全。小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。

防音性もあるので、お家でピアノを弾いたりするときもそんなに神経質にならなくていい。

欠点は雨が降ってるのに気づかないことが多い。調湿性能をあげるなら、やはり漆喰や呼吸する紙の内装素材を使う。

などなど、いろんな組み合わせもあるので、そのお家のベストを提案させていただきます。

心地よさには、快適な温度と湿度、素材。きれいな空気が大切だと考えます。

 

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