最近よく目にする、企業主体の生産性や効率性を求める考え方から
人との関わりや共有すること、本質を見つめた丁寧な物づくりに
目が向きつつある、と。
樹工舎の考えてることに近いではないか。。
今日も、今度はじめて一緒に仕事をさせていただく方と色んなお話をしていく中で
仕事で関わる人も 『面白そう』『やってみたい』という自分の感覚を信じて、結局『人』で選んでいると。
また別の人は、オンオフという考え方もない。
仕事とプライベートを分ける必要のない 『ずっと一緒に生きていける仲間』と働いていると。
価値観は違えど、同じ方向をみて共に成長するような働き方、素敵だなと思いました。
樹工舎は香川のちいさな工務店ですが、
シンプルに本質を求めようとするなら、企業らしさを捨てることも大事だと思っています。
これからの個の時代、社員として“一流”をたくさん抱えるのは不可能に近い。
たとえば、設計士さん、現場監督さん、塗装屋さんも左官屋さんも、家づくりに関わる他の職人さんや業者さんも
それぞれが独立して色んな現場を経験し、さまざまなものを手掛け、多くのニーズに応えるうちに成長するもの。
社外に広く“一流” を求めたほうが、よりよいものが作れるのです。
人の頭数に頼りすぎると、自分の頭で考えることもしなくなってしまいます。
価値観は変化するもの。ただ、自分の中だけで変わるのは難しくて
やっぱり人との出会いによるものが一番大きい。
これからも関わっていく色んな人たちの価値観を取り入れながら、共に成長していけるような
働き方をしていきたいなと思っています。
目の前の人を幸せにする為に、目の前の人をちゃーんとみて、向き合おう。